バレンタインデーとは

2月14日は聖バレンタインデーですね。
これは日本では知らない人はいないのではないかというくらい
現在では大人から子供まで定着してますね。
これは、５月の弟２日曜日という母の日や６月弟３日曜日の父の日などと違って
バレンタインデーやクリスマスなどは日にちが固定されてますから
年を重ねれば重ねるほど日にちは浸透していきます。
そして、年を追うごとにバレンタイン商戦も加熱していってますし、
いまでは「バレンタインデーはいつ？」なんて聞く人は殆んど見かけません^^;

そもそもバレンタインデーとは、バレンタインデーの由来は何なのでしょう？

ウィキペディアによりますと、
バレンタインデーとは、ローマ帝国の時代にさかのぼるとされているようです。

2月14日はローマでは女神（家庭と結婚の神）・ユノの祝日で、
2月15日は、豊年を祈願するルペルカリア祭の始まる日。
若い男たちと生活が別だった娘たちは、祭りの前日の2月14日に
紙に名前を書いた札を桶の中に入れ、翌日、男たちは桶から札を1枚ひく。
ひいた男と札の名の娘は、祭りの間パートナーとして一緒にいることを定められ
そしてその殆んどがそのまま恋に落ち、結婚した、とのこと。

ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がる
という理由で、兵士の婚姻を禁止。
兵士を密かに結婚させたキリスト教司祭ウァレンティヌス（バレンタイン）は捕らえられ
2月14日に処刑、しかもこの処刑の日は、あえてルペルカリア祭の前日の2月14日が選ばれ、
ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄に。
このため2月14日は、キリスト教徒にとっても祭日となり、そして恋人たちの日になった、
というのが一般論として残っているとのことです。

では、日本でバレンタインデーの始まりはいつ？

日本で最初にバレンタインデーにチョコレートを贈る欧米の習慣を取り入れたのは
「モロゾフ」のようです。

モロゾフの公式ホームページによりますと、
1931年神戸でチョコレートの製造販売を開始したモロゾフの創業者は
2月14日に贈り物をする欧米の習慣を知り、この素敵な文化を広めようと
チョコレートを通してメッセージを発信し続けたとのことです。

聖バレンチノ教会のあるイタリアのウンブリア州テルニ市から友好の証として
1993年にモロゾフ発祥の地・神戸市に「愛の像」が贈られ
2013年に阪神御影駅南側にバレンタイン広場が完成、
阪神御影南口バス停はモロゾフがチョコレートをイメージしてリニューアルしたそうです。

記念式典もテルニ市からジローラモ市長を迎えて盛大におこなわれたとのこと。
バレンタインで結ばれたテルニ市と神戸市の絆の深さを感じますね。

バレンタインのプレゼントといえば、女性から男性へチョコレートを贈る、
これが、誰もが認識している“常識”として現在では定着しています。

が、これは海外ではそうではないのですよね。
バレンタインデーはチョコレートを贈るとか、女性から男性へ贈るとか
ホワイトデーでバレンタインのお返しをするとか、日本独自の習慣らしい・・
ということも、最近ではよく知られているようです…^^;

バレンタインデーは女性から意中の男性へチョコレートを贈る日と
定着させたのは「メリーチョコレート」のようです。

「メリーチョコレート」の公式ホームページによりますと
ヨーロッパのバレンタインデーの存在を知ったメリーチョコレートは
1958年に東京の百貨店（新宿伊勢丹らしい）でバレンタインセールを開始、
初年170円の売上にもめげず、翌年は、ハート型のチョコレートと名入れも実施
さらに 『年に一度、女性から男性へ愛の告白を！』とキャッチコピーも。

当時、女性が自ら告白することは主流ではなかった時代ですから
女性が年に一度、堂々と男性に告白できる日が出来たことは
これは、女性にも男性にも受けますよね。
これが年々浸透していって現在に至るわけですね。

ただ、モテない男性にとってはちょっとツライ日になってしまったようで・・
私の職場ではバレンタインチョコのやり取りは禁止でした。。。

そのうち、義理チョコが誕生し、本命チョコと義理チョコが使い分けられるようになり
現在では、友チョコとか感謝チョコ、自分チョコ（自己チョコ）などなど
チョコレート会社などの戦略もあり、何でもあり！なバレンタインデーに変化してきてますね。
戦略だろうが陰謀だろうが、この流れはチョコ大好きな者としてはとっても嬉しい限りです^^

いろいろありますが、なにはともあれバレンタインデーは、
クリスマス同様、世界中で親しまれている大きなイベントのひとつには違いないですね。
バレンタインデーが今後どう進化していくのか楽しみでもあります^^